Facebookのカバー写真を劇的に綺麗にする2つの秘訣

Facebookのカバー写真をアップロードすると
かなり汚くなってしまうことがありませんか？
今日は、その解決方法について徹底解説しましょう。

画像の劣化原因

画像が汚くなってしまうのは、アップロードするときに
Facebook側で自動で圧縮や変換が行われてしまうためです。
まずはその原因や仕組みを簡単に説明します。
難しいと思う方は、軽く読み流して下さい。

Facebook公式ページによる説明

Facebookではファイルサイズについて以下のように言及しています。

カバー写真のアップロード時に写真が圧縮されないようにするには、ファイルサイズを100KB以下にします。

しかし、実際はもう少し細かい変換の仕組みがあるようです。

変換の仕組み

画像には種類（フォーマット）がありますが、
Facebookにアップロードすると以下のように変換されます。

• 元の画像がJPEG・GIF

全てJPEGに変換されます。ファイルサイズが100KB以上の場合はJPEGが圧縮され、画質がかなり劣化し、モアレが目立つようになります。

• 元の画像がPNG8ビット・PNG24ビット

全てPNG24ビット（下表参照）に変換されます。

画像のフォーマットに詳しくない方のために超簡単な図だけ載せておきます。

2つの解決策

ここまでの情報を元にすると、
画質を出来るだけ落とさずに綺麗にアップロードする方法は2つ考えられます。
実際に実験もしているので間違いないでしょう。

• 解決策1：100KB以下のJPEGを使う
• 解決策2：PNG24ビットを使う

解決策1はJPEGを、解決策2はPNGをアップロードする方法です。
もし、真剣に綺麗なカバー写真を作成するのであれば、
両方とも作成して肉眼で綺麗な方を選ぶべきです。

解決策1：100KB以下のJPEGを使う

JPEGとは1677万色を表現できるので、鮮やかな写真などに向いています。
しかし、圧縮による劣化も激しいのが難点です。
100KB以下にしても綺麗なままであればぜひ使うべきです。

圧縮方法

ネットで「JPEG 圧縮」などで検索すれば説明があります。
多くのソフトが画像保存時に品質を%で指定できると思います。

圧縮は100KBをギリギリきるまで

圧縮したときのサイズが100KB以内になるようにして下さい。
圧縮率の加減はソフトによって違うのでとにかく100KB以内にすることです。
Facebookで圧縮される方が何故か汚くなる気がするので、
アップロードする前に圧縮して100KBにおさめるのがポイントです。

解決策2：PNG24ビットを使う

PNGでアップロードすればJPEGにはならずPNGのままです。
ですから2つ目の方法はPNGでいいじゃんという方法です。
綺麗だけどファイルサイズが大きくなりがちというのが難点ですね。

PNG8ビットとPNG24ビットの違い

先ほど表を挙げましたが、
PNGの8ビットと24ビットは色数の違いです。
通常であればバナーやロゴなどはGIFに近い8ビットを使うのですが、
何故かFacebookではアップロード時に高サイズの24ビットになってしまいます。
ですから、今回は24ビットを使用するのが良いという結論です。
※通常であれば初期設定で24ビットになることが多いです
※逆にいえば、わざわざPNGを圧縮する必要はないわけです

裏技：PNG24高圧縮化加工

PNG画像を24ビットのまま圧縮する方法あります。
それがPNG24高圧縮化加工といい、こちらのソフトでできるようです。
まあ、これはよほどの人が試せばよいでしょう。

補足

PNGは可逆圧縮なので8ビットを24ビットにすることができます。
だからFacebookアップロード時に24ビットに戻るなんてことができる訳です。
では、FacebookにアップするものをPNG8ビットにしたら変わるかというと
結論としては確かに少し容量が小さくなるようです。

どうしてもという人は試してもよいですが、
ここまで来たら最初からPNGでよいでしょう。

まとめ

結論としては、解決策1と2を両方試して肉眼で比べるということです。
画像は元の色の数や彩度などでもフォーマットに向き・不向きがあります。
なので、事前に圧縮したJPEGと高画質のPNG24ビットで両方試して下さい。

JPEGで問題なければ（妥協できれば）容量が小さいのでJPEGが良いです。
そうでなければPNGにしましょう。

ぜひ綺麗なカバー写真をアップロードして
イケイケなFacebookページを作って下さいね。